SDGコンパスとは??
●SDGコンパスとは、各企業の事業にSDGsがもたらす影響を解説するとともに、持続可能性を企業の戦略の中心に据えるためのツールと知識を提供するものです。そして、各企業がSDGsへの貢献を最大化するための5つのステップを示しています。
➡よって、SDGを達成させるため、企業から見た一つのマニュアル・教科書と位置付けて良いと思います。弊社シーソリュージョンズとしても参考にしておりますし、SDGコンパスのサイトには各企業の実際の取り組みや成果が数多く紹介されており、そちらも大いに参考になりますよ。
<5つのステップ>
Step 01 SDGs を理解する
第一ステップは、企業がSDGs に関し十分に理解することを支援するものである。
Step 02 優先課題を決定する
SDGs によってもたらされる最も重要な事業機会をとらえ、リスクを減らすために、企業は、そのバリューチェーン全体を通して、SDGs に関する現在および将来の正および負の影響を評価し、それに基づき、それぞれの優先的に取り組む課題を決定する。
Step 03 目標を設定する
目標の設定は、事業の成功にとって重大であり、企業全体を通じ、優先的事項の共有を促進し、パフォーマンスを改善する。企業は、その目標をSDGs と整合させることによって、企業のリーダーは持続可能な開発に対する明確なコミットメントを示すことができる。
Step 04 経営へ統合する
中核的な事業と企業ガバナンスに持続可能性を統合し、企業内のすべての機能に、持続可能な開発目標を組み込むことは、設定された目標を達成する上で鍵となる。共有された目的を追求し、組織的な課題に取り組むためには、バリューチェーン全体を通じて、そのセクター内、あるいは、政府や市民社会団体とのパートナーシップにより協働していく必要がある。
Step 05 報告とコミュニケーションを行う
企業は、共通の指標や共有された優先課題を活用して、持続可能な開発に関するパフォーマンスを報告することができる。SDG Compass は、企業が、SDGs に関する事項を、多くのステークホルダーとの意見交換や報告に導入していくことを推進する。
●SDGコンパスの日本語版のダウンロードは下記↓↓からできますので、気になる方は是非チェックしてみてください!!
SDG_Compass_Japanese
(出典)GRI, the UN Global Compact and the World Business Council for Sustainable Development (WBCSD), www.sdgcompass.org
化学産業におけるSDGs
前提として、2017年に策定された日本の化学産業の強みを活かした、SDGsに貢献するためのビジョンがあります。
●ビジョン1 化学の力でイノベーションを創出し、人々の豊かで健やかな生活に貢献
●ビジョン2 世界的な環境・安全問題への取り組みを支援
●ビジョン3 ステークホルダーとの対話を通じて化学産業による貢献を促進
2019年11月20日、INCHEM TOKYO 2019 特別講演会 で日本化学工業協会は、「化学産業におけるSDGs」について発表しました。
我々との関係が深い内容となりますので下記のリンク(PDF)よりご覧ください。
日化協のSDGsに関する取組み_一部
(余談)
シーソリューションズ株式会社【C-Solutions Co.,Ltd.】のロゴデザインは、国連が目標として掲げたSDGs(エスディージーズ)「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のデザインを参考にしてつくりました。
パクリでは?と言われても仕方がないくらい似てはおりますが、参考にさせていただいただけです・・・、はい・・・。