もうすでに品質が高いことで有名なので知っている方も多いと思いますが、製粉最大手 日清製粉グループの「株式会社NBCメッシュテック」が開発した【Cufitec®】特許技術 特許5746406号についてご紹介いたします。
Cufitec®【キュフィテック】とは
〇一価銅化合物ナノ粒子を応用した「抗ウイルス」「抗菌」技術
ポイント/特徴は
①さまざまな微生物(ウイルスと細菌)に効く
②速く効く(長時間ではあまり意味がない)
③良く効く(ウイルスと細菌を拡げない)
また昨年11月11日にプレス発表されましたが、株式会社NBCメッシュテックは、同社の独自技術である「一価銅化合物を活用した抗ウイルス技術Cufitec®」について、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する短時間での一定の不活化効果を示すことを、国立大学法人帯広畜産大学、一般財団法人日本繊維製品品質技術センター(QTEC)にて確認しました。
※なお、本実証は、試験室での評価であり、Cufitec®を使った製品や実使用環境での効果を示すものではありません。また、Cufitec®材料又はCufitec®加工製品を使用した場合の新型コロナウイルス感染症予防に対する有効性を確認するものではありません。
安全性についての確認状況です
試験項目 | 試験結果 | 試験機関 |
---|---|---|
急性経口投与毒性試験 | 最小致死量(LD50値)は>2000mg/kg | (一財)食品薬品安全センター秦野研究所 |
眼粘膜刺激性試験 | 眼組織(角膜・虹彩・結膜)に対して刺激性なし | (一財)食品薬品安全センター秦野研究所 |
皮膚一次刺激性試験 | 刺激反応は認められない | (一財)食品薬品安全センター秦野研究所 |
皮膚感作性試験 | 皮膚感作性:陰性 | (一財)食品薬品安全センター秦野研究所 |
変異原性試験 | 遺伝子突然変異誘発性:陰性 | (一財)食品薬品安全センター秦野研究所 |
細胞毒性試験 | スコア:2(陽性3以上) Cufitec®成分を塗布した不織布において |
Nelson Laboratories,LLC |
Cufitec®(一価銅化合物)と銀(Ag)の違いをご説明します。
銀を利用した抗菌剤が出回っていますが、銀イオンが細菌に働きかけて抗菌作用を発揮すると言われています。銅イオンにも同様の抗菌作用がありますが、Cufitec®が銀系抗菌剤と大きく異なるのは、活性酸素が発生することによって「ウイルス・細菌」の両方に効果をもたらす点です。つまり上述のポイント①さまざまな微生物(ウイルスと細菌)に効くと表現ができるのです。
※株式会社NBCメッシュテックのHPより引用
国連開発計画(UNDP)アヒム・シュタイナー総裁の発表より新型コロナウイルスがもたらす危機の本質、恐ろしさが理解できます。
ニューヨーク、2020年5月20日 – 国連開発計画(UNDP)はきょう、世界の教育・健康・生活水準を総合した尺度である人間開発指数が、1990年の統計開始以来、今年、初めて低下するおそれがあると警告しました。
アヒム・シュタイナーUNDP総裁は、「世界は2007年から2009年にかけての世界金融危機を含め、この30年間に多くの危機に見舞われてきました。どれも人間開発に大きな打撃を与えましたが、全体としては前年と比べて改善を続けていました。健康、教育、所得という3つの点で打撃を与えている新型コロナウイルス(COVID-19)感染症は、これまでの動向を一変させてしまうかもしれません」と語っています。
C-SolutionsはSDGsの目標3、目標11を達成するため、抗ウイルス・抗菌をテーマとし、商品開発と市場展開に取り組み、社会に貢献したいと考えております。